ストレートネックによる症状で来院される方が増えています。
そこで今回は、ストレートネックについて私なりの定義付けをしてみたいと思います。
ストレートネックを定義すると
7つの頚椎で形成される生理的な前弯(前へのカーブ)が消失する、もしくは後弯(反対のカーブ)になってしまった状態。病名ではなく、あくまで状態を示しております。
病名としては、そのストレートネックがあることによって起きる頚椎機能障害のことになります。具体的には、頚椎すべり症、頚椎捻挫、変形性頚椎症、頚椎ヘルニア、胸郭出口症候群などがある。
症状としては、頚部痛、首肩こり、頭痛、めまい、耳鳴り、腕のシビレや痛み等。
この定義付けすることにより、様々な障害・症状の原因になっていることがわかると思います。
*あくまで上記定義付けは、当院や非常勤で働く脳神経外科での患者さんの状態や症状から導き出した私見であります。
文責:木津直昭