No.060 肩凝りからくる筋緊張性頭痛 28歳 女性 事務職

症状

肩凝りからくる頭痛(緊張性頭痛)で来院。社会人になり仕事を始めてから慢性的な肩凝りと頭痛に悩まされていた。多忙な仕事、寝不足など疲労が蓄積すると症状が悪化する。一度ひどくなると、その時は何をしても肩の凝りや頭痛が楽になることはない。朝方より夕方、週初めより週末に症状が悪化しやすい。

分析

右肩の凝りというより痛みが強かった。少し頭痛もあった。脊柱のカーブが崩れており、特に頚椎では左右、前後のバランスを崩していてスムーズな動きが出来ず、上部頚椎の可動制限、後頭下筋の緊張が強く後頭神経の圧迫が考えられた。

施術

身体の軸を整えるのと同時に、後頭筋の緊張を取り除くように治療を進めていく。5回の治療で症状消失。原因としては仕事中のパソコン姿勢によるところが大きいので、姿勢改善を目的とし、月に1回のペースで姿勢指導、体操指導などをしながら継続治療中。