症状
4年前に交通事故(タクシーに乗車中前方に追突)に遭遇し整形外科にて鞭打ち症と診断される。その後、顎の痛み、頭痛が現れる。経過は悪く一日に何度も頭痛薬を服用して対処するが、昨年あたりから顎の痛み、頭の痛み、首の痛みが増強し、痛みのため仕事を辞める。
分析
整形外科的テスト、神経学テストを行うが脳神経系は問題なかった。顎の痛みは特に耳下付近で痛みが強く、口の開口で増強する。また頬の痛みと頭痛もあり、自律神経も崩れた状態で不安心理が強い状態であった。鞭打ち症の後遺症によるストレートネックの可能性が高い為、首の治療を開始する。
施術
ストレートネックを取り除く治療を3回行った頃には、症状は消失。ただ、長年の痛みのせいもあり、姿勢もかなり悪化していた為に背筋力も低下していた。現在、筋力増強を図りながら、治療継続中。治療開始3週間で仕事に復帰する。