症状
以前から頭痛持ちで月に3~4回は薬を飲んでいた。また、座っていると腰が痛み、慢性的な肩凝りも併発している。
分析
初回検査時、非常に姿勢が悪く、背筋を伸ばして座っているのが辛いほどであった。触診すると、頚椎カーブと胸椎カーブ、そして腰椎カーブすべての比率が悪く、頚椎4、5番が正常に機能しておらず、その負担が後頭骨と頚椎1番の間にかかっていた。
施術
姿勢の不均衡を改善するようにアプローチ。頚椎、胸椎、腰椎にある機能異常を治療していった。5回の治療で症状もかなり改善していたが、自分で身体を反らそうとして後ろに身体を倒したときに腰が鳴ったと感じ、その日から夜も寝れないぐらいの激しい頭痛が起きる。頭痛薬(ロキソニン)も効かなかった。腰を後ろに反らす事により急激な伸展が腰椎下部に起こり頚椎のカーブを変化させる事になったようである。アイシング後に頚椎のカーブ調整する事により次の日には改善。その後、全身のバランスをとり、姿勢コンサルティングを実施。日常の習慣を見直す。