症状

３年前からの左顎付近とこめかみと目の奥の痛み。整形外科、耳鼻科、総合病院に行き、神経ブロック注射するが効果は持続しなかった。ここ半年は特に痛みが強くなってきて頭痛も時々おきるようになる。病院では三叉神経痛と診断された。

分析

初回検査時、左耳の下付近の痛み、強い頭痛、噛む時の痛みがあった。神経学検査では陽性反応が見られなかった。上部頚椎に複合した機能障害がみられ、併せて強い筋の緊張が見受けられた。

施術

いろいろな病院に行き治療したが良くならず、精神的に参っていると訴えていた為、初回は症状の経過を詳しく聞き、当人がリラックスできるように治療する。左頚椎１番～３番までロックされ動きが消失している為、後頭下筋群の緊張を取りながら、可動性をつけていく。２回３回と治療するたびに痛みの場所が変化し、５回の治療で症状改善する。その後、日頃の姿勢指導行い、経過観察しながら治療継続中。