No.240 トレーダーの長時間のデスクワークが原因の首、肩、背中の痛み(34歳男性)

症状

首、肩、背中の痛みは以前から感じていたが30歳を超えた頃から気になるようになってきた。 特にこの2ヶ月は仕事が忙しい事もあり重く痛い感じがして、首を動かすと左右のどちらに首を向けても右の首から肩にかけて痛みが出る。体を動かす事が苦手で帰宅後もずっとパソコンに向かう生活をしている。

分析

姿勢を横から見てみると頭、上半身、下半身のバランスがずれており、特に頭が上半身の位置より前方に出ていてストレートネック状態になっていました。 首から肩、背中の筋肉の張りが強く、特に右側が顕著にみられました。 背中の弯曲は肩甲骨付近が1番強く、うつ伏せで寝るとその部分がかなり盛り上がり目立っていました。

施術

初回の施術では緊張が強くなっている上半身、特に首から肩にかけての筋肉をゆるめました。その後、弯曲が強くなっている背中の関節を調整して胸部の負担を軽減するように調整しました。 治療後、首を動かした時に痛みの出るまでの角度は改善されました。 その後、1週間に1回のペースで施術を行い4回目の治療で痛みが40%減、6回目の治療で70%減になりました。 デスクワークの姿勢が長い事とほとんど体を動かさない事も大きな原因なので体を動かす事同じ姿勢うを続けない事を伝えて施術を継続しております。 この方は長時間同じ姿勢でいる事で首、肩、背中の筋肉や関節に大きな負担がかかった事が原因でした。仕事中や帰宅後も同じような姿勢をする事で筋肉が硬くなり運動しない事で筋肉のほぐれる機会が失われています。同じ姿勢を続けない事、適度に体を動かし筋肉をリセットする事が重要です。
  KIZUカイロプラクティック本院 チーフカイロプラクター 竹中伸太郎