内股歩行研究(ペンギン歩き)

内股歩行 case5:10歳 小学4年生

3歳児から内股歩行が気になり整形外科受診する。10歳まで経過観察してきたが状態が悪化し、ぺたぺた「ペンギン歩き」ようになり心配になり来院する。

以下動画が、7月と10月の約3ヶ月、施術後の歩行相の改善(側方像)です。

 

歩行分析:

7月の施術前は両足とも内股気味になり、骨盤の左右へ揺れ、サイドビューでは、ペタペタ歩く「ペンギン歩き」になっていた。また、ねこ背と巻き肩も顕著であった。

 

施術内容:

当院の治療で特に意識したのは「骨盤の後傾と猫背の改善」です。また、ハムストリング、腓腹筋の柔軟性を向上させるようにしました。

そして体幹を強化することです。3ヶ月後には、内股歩行とペンギン歩きも改善し、本人も親御さんも大変喜んでくれました。

 

考察:

子供の内股歩行ですが、多くの小学生が来院されています。その後研究では、足底アーチや骨盤の後傾以外で気になるのが「巻き肩」です。肩が前に巻き込むと広背筋など、背中の筋肉が働きにくい状態になっています。今回のケースは、肩甲骨の巻き肩改善や骨盤の後傾を正すこと体幹の強化により内股歩行とペンギン歩きが改善されました。

 

一般的な内股歩行の考えられる原因:

内股歩行の原因は、先天的な機能障害を除けば  

幼少の頃からの生活習慣が大きく左右すると考えられる

*ハイハイが少なかった

*ぺちゃんこ座りをしていた(もしくは横座り)

*床座りが多い

*ゲームをする時間が長い

*猫背

*外で遊ぶことが少ない

 

KIZUカイロプラクティック 院長 木津直昭  

*内股症例報告1:小学生の内股歩行の治療

*内股症例報告2:小学生の内股歩行と骨盤後傾の治療

*内股症例報告3:小学生の内股歩行の改善(動画研究)

 

詳細は、内股歩行研究センター公式サイトをご覧ください。