症状
半年以上前からの腰痛、ここ1週間前より悪化し、痛みにより身体が徐々に傾き歩行困難になる。整形外科にてX線・MRI検査後に腰部椎間板ヘルニアと診断される。一週間仕事休み痛み止めを服用し安静にしていたが、変化なく来院。
分析
姿勢検査において身体が右に傾き、特に後屈が出来ない状態であった。また座位でいると症状が悪化する為、仕事休んでいるとのことでした。 ROMテストでは腰部後屈・左側屈により右腰に痛み増強する。他のテストでは特に神経的な問題は無く、坐骨神経にも特に緊張もみられませんでした。
施術
分析結果よりヘルニアによる神経のダメージはないので、まず背骨が弯曲してしまう原因になっている腰椎の可動性を正常にする。また脊柱を支持する前後左右の筋のアンバランスを取り除くことから始める。
3回の治療により症状は改善し、薬も服用しないでいられるようになる。その後、骨盤と股関節の重心を改善させる治療をするとほぼ10日前後で背骨のわん曲も改善する。また姿勢コンサルティングを実施し日常姿勢を見直す。現在、経過観察中。