症状
妊娠8ヶ月目の逆子である。逆子治療をするが効果がないため、助産婦さんの紹介で骨盤の歪みが原因の可能性があるので診てほしいと来院。妊娠する前から腰痛があり、またパソコンの仕事で首~肩はよく凝り吐き気もあった。妊娠5ヶ月目くらいから一日40分~60分は歩行する、26週目(6.5~7ヶ月)で逆子が発覚し現在に至る。
分析
検査をすると、特に動作での痛みはないが骨盤から股関節にかけてバランスが悪く胸椎の後弯も強い。また、本人は胎児がよく動くと感じているようである。
施術
一回の治療後に胎児があまり動かなくなるように感じ、また以前より行っていた逆子体操がやり易く感じる。3回の治療後に検査を受けると逆子が治っていることが判明。その後、残っている骨盤・股関節の治療を3回行う。経過良好の為、出産まで治療を中断し産後に骨盤の治療を継続予定。