研究ファイル:『30〜50代に多い股関節痛(FAI:Femoroacetabular impingement)』
女性の足の付け根の痛みで来院される方が増えて居ます。足の付け根に何か起きているのか?
骨盤の臼蓋という受ける側と足の付け根の大腿骨頭の部分で起きています。
それは、一般的には、高齢者に多いと言われている『変形性股関節症』です。
では、変形性とは程遠い 30〜50代にも変形性股関節症が発症しているのでしょうか?
🔴FAI(Femoroacetabular impingement)について
また、若年層での股関節痛では、もともと骨盤側の屋根が浅い「寛骨臼(かんこつきゅう)形成不全」や、10代に激しいスポーツをしていた方に多いと言われている、股関節を曲げたときに骨同士がぶつかる,大腿骨寛骨臼(股関節)インピンジメント)などの場合もあります。このインピンジメント症候群であるFemoroacetabular impingementを略してFAIと呼ばれていて、近年着目されている関節唇障害です。