CM関節障害における大菱形骨(手根骨)の重要な役割

CM関節障害における大菱形骨(手根骨)の重要な役割

そこで今回は、CM関節の機能解剖と臨床経験からこの障害の発症メカニズムを考察してみます。

CM関節は、馬の鞍(大菱形骨)に人(親指中手骨)がまたがっているような構造で、靭帯が二つをつなぐ手綱の役割をしています。この構造が、親指の自由な動きを可能としています。大きく動かせる分、負担がかかりやすく、かつズレやすい関節なので、結果障害に繋がりやすいのです。

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