症状別検索リスト マウス症候群
No.150マウス症候群 〜PC操作と筋緊張型頭痛
No.144マウス症候群〜頭痛を伴う首から腕にかけての痛み
No.129パソコンによる手首の痛み(マウス腱鞘炎)
No.121親指反り返り症候群
No.104マウス症候群(マウス腱鞘炎)
No.89右手親指の痛み 反復性運動過多損傷 RSI
No.85肘から腕・肩・首にかけての痛み(テニス肘と診断を受けた)
No.52マウス使用による頭部〜頚部の痛み、手指のシビレとリウマチ様疼痛
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もっと詳しく知りたい方のための、ちょっとだけ専門的な解説


皆さま、PCに集中して何か身体の変化に気がついていませんか?
人間の構造は、元来動くように作られています(歩いたり、走ったり)が、私たち人類は、思わぬ発展を遂げて来ているのです。
車や飛行機を発明し、様々な便利なものを作り、そしてその最たるものとして現在の社会は、PC社会と言っていいぐらいにパソコンを使用することが多くなりました。 (今のそのPCを使って原稿を書いていますが)
このラクに仕事ができるPCのお陰で人は動く事が極端に少なくなりました。ある人は、食事をしながら、脚を組んで、またある人は、眠い目をこすりながら顎があがった状態でもマウスさえ動かせば、仕事をなんなくこなす事ができます。 その出来映えはその悪い姿勢を決して連想させないすばらしいものになります(時には駄作になりえますが、)その変わらぬ結果とは裏腹に人々の身体では大きな変化が進んでいるのです。
 


身体の変化では、首のストレートネックがあげられます。これにより慢性・急性の首や肩の障害、手腕へしびれ、そして頭痛やめまいの原因になっているケースも見受けられます。
胸椎の後彎曲も強くなっています。その影響で、浅呼吸になり自律神経のバランスも崩しています。
また腰椎の過前彎曲や後彎曲などによる頑固な腰痛も多く、これらすべて背骨のアライメントの崩れから起きている現象と考えられます。
そして下半身では骨盤が後方で広がります。また股関節が外側に飛び出してしまいます。これにより股関節、膝関節、足首にも影響を及ぼし、腰痛・椎間板ヘルニア・坐骨神経痛・足首の捻挫・外反拇指・膝の痛みなどの原因にもなっているケースが少なくありません。
最後に手首や指の関節、特にマウスを固定する親指の変化が気になります。これにより物を持てなくなったり、これは手首や肘の痛みへと波及しています。
 


■マウス症候群には大きく2つに分類できます。


1.マウスを使う事による手・腕などの問題(マウス腱鞘炎)
よくある症状:腱鞘炎、手首の痛み、親指付け根の痛み、ガングリオン、肘の痛み、 肩の痛み、手・腕のしびれ、腕があがらない等
2.マウス使用に伴う身体の軸の崩れによる問題
よくある症状:腰痛、背部痛、頚部痛、肩こり、頭痛、耳鳴り、頚腕症候群 、目の疲れ、血行障害、むくみ、肌荒れ、便秘、下痢、胃痛等、ストレートネック



パソコンに集中してマウスを使用していると、動いているのは右手の手首の関節と指先の一部分だけです。それも可動範囲は極端に狭く、ほとんど「マウスを固定させている」言っても過言ではありません。
そして、マウスを片方(右手)で使うため、右肩が下がったり、上がったり、顔が左右に傾いたり、どちらかのお尻で座ったり、身体は丸めることが多くなり、いたるところで身体の軸が崩れます。(下図参照)
また、PCやマウスを置く位置、机や椅子の高さにも影響を受けています。



上図は一般的なPCを使用している際の姿勢です。
マウスを使用中よく見られる姿勢です。身体の中を見ると骨盤がゆがみ背骨が右側にスリップし(ボディースリップ)、椎間板が変形しているのがわかります。



また上のデータからもわかるように、2,270人の患者さんからのデータですが、DESKワークの人は全体の70%でその大部分がPC使用者です。
また運動していない人は50%、30分以上歩いてない人も40%弱、足を組む人は50%にもなっています。このDESKワーク(PC使用者)傾向は年々増え続けています。


(1) 身体の正面にパソコンを置く
(2) 1時間に一回立って身体を動かす
(3) 低い椅子や床に座って使用しない
(4) 書類などはキーボードとPCの間に置き、キーボードを手前に置き、肘の角度は90度前後
(5) 足を組まない。組みたくなる場合は下記[2]のエキササイズを20回する。
(6) 身体を丸めないように注意し、腰あてを当てる
(7) 画面が目線より下にする(5度〜10度)
(8) PC使いながら、電話を耳と肩で挟まない
(9) 左肘をデスクや肘掛について重心を左肘に載せない(右も同様)
(10) 一日30分以上歩くように努める
(11) 仰向けで寝る
(12) 時々手のひらと前腕背部のマッサージをする
(13) 痛みが2、3日続いたらすぐに専門家に相談する


首・肩の疲れ
肩甲骨の間の筋肉を収縮させるように胸を反らしていく。やはり息をはきながら、この時に同時に首も後ろに反らす。首に痛みがある方は無理しないで下さい。10回目安。
足のむくみやだるさ
その場足踏みですが、足を膝が90度以上あがるように注意する。一日中立っていたときなど効果的。足が上がらないときは、徐々に上げられるように無理しない。片足20回が目安。
腰・背中の疲れ
デスクワークが続いたとき等に行なう。椅子の後ろに写真のようにタオルなどをはさむと効果的。息を吐きながら腕も後ろに反らす。5回目安。
手首や指の痛み
親指の根元の膨らんだ筋肉をよく緩める。左手で軽くこぶしを作り2−3分マッサージする。会社でもできますが、自宅のお風呂でお湯の中などで暖めながら行うと効果的です。
手首や指の痛み
親指の根元をストレッチする。指先から伸ばすのではなく親指根元から伸ばすのが大切です。緩めた筋肉を伸ばして親指が開くように痛みがないようにストレッチ。お湯で暖めてから行うと効果的です。
背中の丸みをリセット  肩こり・首のこり
入浴後に熱いシャワーを左右の肩(首の根元)、左右の腰に各1分当てる。4箇所、計4分。
手でこぶしを作り、背中の手が届く範囲を軽くグリグリとマッサージする。1分。
指先で胸の筋肉を軽くマッサージ。
左右1分ずつ、固く丸めたバスタオルを肩甲骨の下に置き、その上に仰向けに大の字なる。1分。
最後に身体を丸める猫のポーズ。1分。合計で9分間です。
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