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松井選手がオープン戦初戦でホームラン

今年もあっという間に2ヶ月が経過し、今日から3月のスタートです。とは言え、まだまだ寒い日が続いていますし、世の中では暗いニュースばかりですそんな中、あの松井選手がやってくれました!オープン戦初戦でなんとホームランとは恐れ入りました。オープン戦数日前のテレビのインタビューで「今年はホームランは狙いません、日本と同じスイングでは、大リーグでは通用しないと感じたからです」ときっぱりと語ってくれました、また、どうしてかという理由までも具体的に示してくれました。「手元で微妙に変化するボールだからコンパクトに打たないと真芯で捕らえられないし、バットもスイートスポットを広く改良したのはそのせいなんだ」
と聞いていて「ふむふむ」と納得してしまいました。ただ、簡単に去年のスイングやバット(すばらしい成績を残した)を変えるには余程の勇気がいると思います。そんな時、昨年の日米野球の時の松井選手の顔が浮かんできました。「そうか!あの時にいろいろ試していたんだ!」と。
これから公式戦に向けて、もっともっとプレッシャーがきつくなっていくと思いますが、ゴジラ松井の本領は、コンパクトなスイングで動体視力を慣らしてから始まっていくのでしょう!ゴジラの進化が楽しみです!

ところで、以前お話した松井選手との初めての遭遇から一週間後、再びお会いする機会がありました。それは、帰路中自宅近くの交差点(その時はご近所さんでした)で松井選手の愛車を発見し近づくと、ビーンとウィンドが開き、「こんにちは、どうも」とあの笑顔でお声かけてくれたのでした。

良医を見つけるための10ヵ条

先日、日本経済新聞の中で「良医を見つけるための10ヵ条」と言う記事に目がとまりました。良医というとガン等の難病を鮮やかな手際で治療してくれるといった印象があるが、実際の患者にとっての良医の10ヵ条とは

1.話を良く聞いてくれる。
2.わかりやすく説明してくれる。
3.薬の前に生活の注意をしてくれる。
4.家族の気持ちを考えてくれる。
5.専門医へつなげてくれる。
6.地域医療・サービスを熟知している。
7.医療の限界を知っている。
8.患者の悲しみ、つらさを共感してくれる。
9.セカンドオピニオンをもらうことを快く理解してくれる。
10.本当の話をしっかり伝えてくれる。
2月8日(土)日本経済新聞掲載・鎌田實先生のお話

私たちは医者ではありませんが、患者さんと日々接している部分では、同じことだと思っています。すべてに共通するのは患者さんの立場になって行動すると言うことですが、この10ヵ条で特に気になったのは、「医療の限界を知る」ということです。限界を知るにはすべてわかっていなくてなりません、限界を知った上で最善のカイロプラクティック治療を行いたいと思っています。

日本でのカイロプラクティック治療の現状

昨夜テレビ東京の番組で、カイロプラクティックについて取り上げられました。内容的にはカイロプラクティックは、一日のセミナーを修了して開業している人も多く無秩序、無資格な野放し状態とありました。確かに現在、日本ではカイロプラクティック治療は野放し状態であると思います。業界全体で規定をもうけ、それを定期的に更新していく制度を作っていかなくてはいけないのですがこれもできていません。数十年前から業界で一つになって厚生省を折衝してきましたが、厚生省側の問題点もあるのですが、一番の問題点は業界にあると思います。私利私欲を捨て、自分たちの手でこの制度を作って、一刻も早く予防医学であるカイロプラクティックのすばらしさを伝えていかなくてはいけないのです。
また番組の最後である国会議員が述べていた、「鍼灸マッサージの免許にカイロプラクティックを入れてしまえば、認めやすい」とあったのですが、確かに簡単ですっきりしているように見えるのですが、カイロプラクティックは、系統づけられた予防を目的とする医学で鍼灸マッサージとは明らかな違いがあります。鍼灸免許に取り込むと一見資格者がカイロプラクティックをするように見えますが、これではカイロプラクティックを治療の道具として扱う事になってしまいます。これでは治療を受ける側の国民にとっては今の状態と同じで、何もかわりません。
混沌としている現状で今、自分たち個々にできることは日々技術を磨き、カイロプラクティックを通し予防の大切さを皆さんに伝える事だと思っています。
KIZUカイロでは今まで不定期であった勉強会を水曜日診療終了後、定期的に継続して行こうと決定しました。

年末に腰椎の手術を受けられた患者さん

今週は、患者さんのことでうれしいことがありました。以前より通院されていた方なのですが、年末に腰椎の手術を受けられました、その経過後の状態を見せに来てくれたのですが、術後の経過もよく腰も普通に立っている事ができるようになっていたのです。(もちろん担当医の先生の技術もすばらしいのです)実はこの患者さん、数年前より状態が悪かったのですが(無理して仕事も忙しくこなしていた)自分のカイロプラクティック治療では、治すことができないと判断し、また本人の希望もあって迷った挙句手術に踏み切りました。
今まで長年治療をしていてはじめて手術を勧めた患者さんでした。裏を返せば、今までに手術適用の患者さんは、いなかったと言うことなのです。(カイロ治療の適用が広範囲なのです)ただ最近の傾向としてこのまま経過・放置すれば、手術のお世話になるかもしれない方が増えているのは事実です。そうならないように予防を含め、姿勢の改善に邁進したいと思ったのでした。

話は違いますが、今週は松井選手ヤンキース入団もありました、結果は自然についてくると信じています。がんばれ Godzilla Matsui!

人生のモットーは「毎日がご機嫌」

年が明けて早くも一週間が過ぎようとしていますが、今年の抱負(広辞苑では「心中に抱き持っている計画・決意」)がなかなか決まりません。そんな折、患者さんと話していて「冗談まじりで今年の抱負は?」とお聞きすると「何も決めていませんよ、気楽に生きていますから」「私の人生のモットーは、毎日がご機嫌ですから」とのお答え。そこで今年の抱負が決まらずにいた自分は、「気楽にこれにしよう!」と今年一年その方のモットーをお借りする事にしました。
ただ、その後自分なりによくよく考えてみるとこの「毎日がご機嫌」にはいろいろな深い意味を併せ持っていて、もちろん体調はいい状態、ストレスは上手にコントロールしている状態、明るい未来を考えている状態、などなど考えれば限がない抱負なのでした。でもその中で「無理をしない状態」もご機嫌なのです。実はこれが自分には一番難しい難題なのです。かくして今年の抱負は「毎日がご機嫌」に決まりです。