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熱中症のメカニズムと対処法

一昨日、大手町でなんと気温39.5度と聞いてビックリしましたが、異常に暑い日が続いている為、熱中症で病院に運ばれるケースが増えています。
今回は、この熱中症のメカニズムと対処法について簡単に触れておきます。
体温よりも気温が低ければ、皮膚から空気中へ熱が移りやすく、体温の上昇を抑えることができる。また、湿度が低ければ汗をかくことで熱が奪われ、体温を上手にコントロールすることができるのですが、気温が体温より高くなると、空気中への熱の放出が難しくなるため、体温調節は発汗だけに頼ることになります。ここのところの真夏日では、気温が高いばかりでなく、湿度も75%以上になり、汗をかいても流れ落ちるばかりでほとんど蒸発しなくなるため、発汗による体温調節すら事実上できなくなってしまっているのです。
熱中症は、こうして体温を調整する機能がコントロールを失い、体温がグングン上昇してしまう機能障害なのです。実は、炎天下ばかりでなく、室内で静かに過ごしていても起こり得る。実際、高齢者が室内で熱中症になって倒れているのを発見されるというケースも少なくないといいます。
(04/07/22 Yahoo! Health care参照)

対処法としては、「のどが渇いた」と感じたときには、すでにかなりの水分不足になっていると思っていいようです。最近のような暑い日は定期的に少しずつ水分を補給しましょう。特に夏場は汗と一緒に塩分が失われることを考えると、0.1%程度の塩水もしくはスポーツドリンクを飲むのがオススメです。 このまま行くと4,5年後には、気温40度超が当たり前になりそうです。何か対策をと思いますが、見ているだけで暑そうなスーツからアロハ着用にしたら如何でしょうか・・・ちなみに東京39.5度の日、常夏のハワイは28度だったそうです。

入浴で睡眠の質改善

寝苦しい夜が続いています、寝汗で起きたりで、すっきりした朝を迎えられませんね・・そんな睡眠の質を高める研究が行われています。

夕食1時間半後の入浴で睡眠の質改善…学会で発表へ
入浴するとよく眠れると言われるが、夕食後1時間半前後に風呂に入り、体の芯(しん)まで温まる入浴法が、睡眠の質を最も改善することが、足利工業大学睡眠科学センターの小林敏孝教授らの研究でわかった。 全被験者で、〈1〉眠りの深さを示す脳波が睡眠の前半に集中するようになる〈2〉睡眠途中に目覚める覚醒(かくせい)の回数が減少する――なども明らかになった。体温は夕刻から宵にかけて上昇のピークを迎える。入浴で体温を上げると、体温の低下が加速され、入眠がうまくゆくという。
入浴の適温や時間に個人差はあるが、小林教授は「直腸温が0・5度上がると体の芯からぽかぽかする。 入浴後2―3時間で睡魔が来るので、その時すぐに床につくことがこつ」と話している。(7月2日読売新聞掲載)

平日は仕事で夜が遅く入浴後に2-3時間は無理かもしれませんが、休みの日など寝苦しい夜には試してみたいですね

取材雑誌発売日のお知らせ

■三栄書房
「プチラクきれい」
7/15/木 発売予定
KIZUカイロプラクティックが姿勢の改善法について取材を受けました。
■芝パーク出版
「SAITA BODY BOOK」
8月中旬発売予定
KIZUカイロプラクティックがポスチャースクールについて取材を受けました。

肌荒れとカイロプラクティック治療

皮膚のかゆみや鼻水など、アレルギー性疾患のような症状がある人が国民の3人に1人いることが6月3日厚生労働省の「2003年保健福祉動向調査」で分かった。
症状を訴えるのは子供や大都市の住民に多いことも判明、前回調査時(1999年)とほぼ同じ結果であり多くの人が依然、花粉症やアトピー性皮膚炎といった国民病に悩む実態を裏付けている。(日本経済新聞6月4日掲載)

KIZUカイロプラクティックでは、様々な不定愁訴の根本治療についての研究を続けているが、皮膚に関するカイロ治療の効果についても現在、製薬会社と共同で研究調査中である。
例えば、首の問題(痛み及び手指などのシビレ)がある人は、手のひら、指先に皮膚の荒れが生じることが多く、またその頚部の治療をすることにより皮膚の問題も改善するケースがある。
明らかに何らかの自律神経系統の問題、手指への末梢神経・血管の影響が考えられるのである。

子供たちのアレルギー性疾患などもカイロ治療を通し、人間の持つ自然治癒力を活かし、免疫力を高めれば、治癒への様々な可能性を引すことができるはずです。それには、日々臨床データを集め、カイロプラクティックの有効性について研究発表していきたいと考えています。

取材放送日のお知らせ

■フジテレビ「めざましどようび」
6/12/土 7:30~8:30オンエア予定
KIZUカイロプラクティックANNEXに併設する「睡眠サロンNAPIA」の取材を受けました。「ハヤリ!スタリ!シタリ!」のコーナーです。

■日本テレビ「きょうの出来事」での「睡眠サロンNAPIA」の紹介は、臨時ニュースなどの番組構成上の都合により6月中旬オンエア予定です。放送日の決定連絡が来ましたら当サイトに掲載させて頂きます。

アニマルカイロプラクティック(動物の解剖と治療)

先々週より2週にわたってアニマルカイロプラクティック協会が主催する「犬の解剖学」と「アニマルカイロプラクティック実技」を聴講してきました。計10時間に及ぶ講義の中で犬独特の関節の動き、筋肉の働きなど、恐竜や人類の進化する前を連想される講義でした。
人間との解剖学的な違いを知りたくて受講してみましたが、犬は四足動物なので、二足動物の人間とは、決定的な違いはありました。一番は足と手の優位性の違いですが、他でも椎間板の形状なども重力が縦軸でかかる人間とは違い、犬は横軸でかかるので他の靭帯などが強固に作られていたりして、犬の解剖を通して人間の構造を再認識できる内容でとても勉強になりました。
また人類は、「構造的に立って生活する動物に作られている」と改めて実感いたしました。
この日本カイロプラクティックアニマル協会主催の講義は5月より半年にわたり計60時間を予定しています。
ご興味のある方、犬の病気や負傷でお困りのオーナーの方は、是非ご相談ください。
事務局:TEL03-3358-0061


取材放送日のお知らせ
日本テレビ「きょうの出来事」の「睡眠サロンNAPIA」取材の模様は、当初の予定が遅れており、臨時ニュースなどの番組構成上の都合により6月中旬予定となりました。放送日決定いたしましたら、当サイトにて掲載させて頂きますので宜しくお願いいたします。

転倒予防とカイロプラクティック治療

GWの始まりは気持ちのいい五月晴れとなり、さくらの木の新緑の葉がさらさらと揺れています。こんな季節は散歩が気持ちいいですね。
ところで健康ニュースで取り上げた転倒予防についてですが、 老人の転倒は多くの場合、骨折や大怪我を招き、最悪、寝たきりになる可能性もあります、そんな重要性からこの転倒予防研究会が発足したのもうなずけます。
前回のコラムに登場した身長が伸びた80歳の女性は、ここ1年間でも転んだり、交通事故にあったりしましたが、骨が折れないし、怪我も最小限度で済みました。背骨に対してある程度の刺激や関節への可動性を加えているので、栄養が供給され、ホルモンのバランスもよく、骨密度も若い人と変わらないのです。また、特に股関節・腰仙関節の可動性をつけることで足の挙上が楽にできるようになり転倒予防に効果があるようです。
カイロプラクティック医学は転倒に関する予防や骨、関節等の強化も、得意とする分野だと思います。より研究して少しでもお役に立ちたいと考えています。
転倒予防を考えた特別講座を開催いたします。

「さらに若返るストレッチ」ー年配者の転倒予防にも効果ありー
2004年5月20日(木)11:00~12:30
場所:KIZUカイロプラクティックANNEXセミナールーム
定員:16名 テキスト代:¥500
ご予約:03-3272-1339(担当:徳田)

皆さんのご参加をスタッフ一同お待ちしております。
それでは身体を動かし、楽しいGWをお過ごしください!