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パソコンの使い過ぎによる「マウス症候群」

最近、患者さんの中で気になる症状は、以前にも取り上げたパソコンの使い過ぎによる「マウス症候群」の中の一つの症状ですが、手首、肘の痛みで、マウス腱鞘炎とでも呼んでいいかもしれません。
具体的な症状は、

1.手首が痛みで動かなくなる
2.特に背屈不可能になる
3.手首の重だるさ
4.指先のシビレ
5.握力の低下(箸も使い難くなる)
6.肘の痛み
7.テニスエルボーに似た症状
8.肘の関節の可動域低下

等ですが、皆さんに共通しているのが徐々に手首・肘に違和感が進行し、次第に背屈がしにくくなり、握力がなくなったり、しびれたり、痛み出現といった感じです。
ですので痛みがなくても「背屈がしにくい」等の症状を感じましたら、すみやかに炎症をおさえるために冷やしたり、PCの使い方(頻度を減らす)、適切な運動などの処置をし、専門家に診てもらうことをお勧めいたします。
KIZU CHIROPRACTIC では、マウス症候群の延長上の治療をしていきますが、まず、炎症を取り除き、その後は、関節の一方行への使い過ぎを治すため、関節の可動域を改善させます。
これからもマウスの使い過ぎは増加の一途でしょうし、それに比例してこのような症状で悩まれる方も増えて行くでしょうから、早期の予防対策を訴えて行きたいと思っています。

マウス症候群について