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大人の脳は想像以上に潜在能力を発揮する

最近、痴呆症(アルツハイマー)についての記事やテレビ番組の特集を目にしますが、今読んでいる本の中で、「子供はまわりの世界に白紙のまま接するから、世界が輝いて見える。何に対しても慣れていないので、まわりの世界に対して興味を示すし、世界を知りたがる。
だけど、大人になるとマンネリ化したような気になって、これは前に見たものだなーと整理してしまう。その結果、驚きや刺激が減り、刺激が減るから、印象に残らずに記憶力が落ちるような主観を抱くようになる・・・。」
脳の機能が低下しているかどうかという事より、周りの世界を新鮮に見ているかどうかを気にした方がいいし、言い換えれば、生きていることに慣れてはいけないのです!慣れた瞬間から周りの世界がつまらないものに見えてしまうのです。
慣れていない子供のような視点で世界を見ていれば大人の脳は想像以上に潜在能力を発揮するものである。
雨の多い今日この頃-自分も物忘れが多いなーと思いながら、自分の脳の機能について改めて考えています。
「海馬ー脳は疲れない」池谷裕二・糸井重里著より