昨夜、PM8:00より日本テレビ系列の番組で、イタリア・フィレンテェで多発している奇怪な「スタンダール症候群」について放映されました。これは、「頭痛・吐き気・手のシビレ・失神」症状を出すもので、原因は、サンタフェローチェ教会などの壁画や天井画を見上げる時、首を長時間後屈させる為に起こり、日本でも同様の症状が美容室の洗髪後にも出現していると言う内容でした。ただ、壁画を見ている全員が症状にならない理由が、脱水状態の場合(血液の成分が濃くなってしまう為、血栓が出来やすい)、一人で見ている場合(長時間集中して上を見ている為)とあったのですが(イタリアでは現在も原因研究中)、僕の考えでは、首のカーブの問題が大きいと思います。特に最近多いストレートネックの人は、後屈する部分が上部頚椎の狭い範囲に集中するので可能性が高いと思われます。それは日常パソコンをするスタイルでも起きてしまうのです。
実験してみてくださいね!背中を丸めて今あるパソコン画面の上30センチを見てみてください!首の後方部分に圧迫感がある人は注意ですよ!(自分が当てはまる患者さんは下記アドレス迄メールください!)