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新年に立てた目標は?

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「スタンフォードの自分を変える教室」を読んで
「行動変革に関する本の大半は、新しいダイエット法の紹介であれ、経済的自由への手引きであれ、読者に目標設定をすすめ、さらにその目標を達成するためにはどうすべきかを説いています。しかし、自分が変えたいと思っていることを自覚するだけで事足りるなら、誰でも新年に立てる目標は、ことごとく達成され、私の教室は空っぽになっているはずです。」
以上文中より引用

 新年の目標の事を言われると頭が痛い人が大半ではないでしょうか?まさしく僕もその一人です。この書に書かれている最も大事な事は、将来の自分を悲惨な運命から救う方法を模索していきます。自分の失敗パターンを知り、それを成功への戦略に変え、自己をコントロールする意志力について書かれています。
 誘惑に負けそうになった時に、自分ともう一人の自分がいます。文中で、そのもう一人の自分に名前をつけるというユニークな方法も紹介されています。誘惑に負けそうなもう一人の自分を少し離れたところから見てみるのです。冷静に深呼吸して10分待ってみるだけで、その衝動から逃れられるかもしれません。
 本書の中で、その自己をコントロールする方法として取り上げているのが、瞑想や呼吸法なのです。やはり肩の力を抜くということは、意志力(自己コントロール)にとっても重要なのです。(正月のブログで紹介した「ゆっくり動くと人生が変わる」小林弘幸著と自著「ねこ背を治してダイエット」を一緒に読むと効果倍増だと思います)
 
 この書は意志力を科学した奇跡の授業を完全書籍化しています。意志力の弱いと思っている方も強いと思っている方も、是非読んでみてください。
 ちなみに僕は、年初より仕事帰りにコンビニでハーゲンダッツのアイスを買いたがる「もう一人の自分」を冷静に見つめながら帰宅しています。2013年3月27日現在「もう一人の自分さん」購入履歴なしです。

*スタンフォードの自分を変える教室(ケリー・マクゴニガル著 大和書房)