松井選手が現役生活に終わりを告げました。
テレビの画面を見ていて、寂しい思いとなぜかホッとした気持ちになりました。
松井選手は「命がけのプレーをする覚悟で渡米して、その命がけのプレーを見せることができなくなった」と話していました。
一瞬一瞬のプレーに命がけであるからこそ、あのスライディングキャッチでの手首の骨折があり、見るものを虜にしていまうのであろうと。そして、そのプレーに後悔など微塵もないのだと。
やり残したこと、悔いに残ることは?という問い対して
「結果論だが、いくつかある。ただ、その時その時考えて決断したことであり、何一つ後悔はしていない」
この話を聞いて、とても重い言葉だと思った。大好きな阪神ではなく巨人の指名を受けた18歳、スーパースターであったジャイアンツを去る時、ワールドシリーズMVPを獲得してから名門ヤンキースを去る時、いつの時もその重圧と闘いながら決断してきた松井秀喜。そして今回の決断も。
決断とは「決めて断つ」ことである。人生はその繰り返しであること。
そして松井秀喜は「引退と言う言葉は使いたくないと」と語り、「草野球の予定も入っているし」という彼らしいジョークで締めた。
僕の勝手な想像ですが、引退と言う言葉は「負の言葉」あるから使いたくないのだと思う。
松井秀喜とはそういう男なのである。
20年間お疲れ様でした。そして感動をありがとうございました!
ちなみにこの写真は、よく行く中華料理屋にあった長島茂雄氏と松井選手のツーショットですが、松井選手のまねをして同じバックで撮ってみました。
□過去の松井選手に関するコラム
ジャイアンツ松井選手との遭遇
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オープン戦初戦でのホームラン
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松井選手の自己コントロール力
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DEAR GODZILLA MATSUI
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Dear Major Leaguer GODZILLA MATSUI
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