今年の世相を表す漢字は「偽」――。
清水寺(京都市東山区)森貫主は「こういう字が選ばれるのは、誠に恥ずかしく悲憤に堪えない。分を知り、神仏が見ているのだと自分の心を律してほしい」と語った。
身近な食への信頼を揺るがせる「偽装」が相次いで発覚し、年金記録や政治資金をめぐっても庶民が「偽り」に振り回された1年を反映したのである。
小さい時から競争社会において勝ち負けを争うときに損得を計算したり、正しいか正しくないかの判断基準が崩れた結果なのだと思う。
先日、何気なく見ていたテレビ番組である企業の社長が語っていた言葉の中に
物事を決定するときに
損か得か。正しいか正しくないか。良いか悪いか。
で判断すると、ものすごく失敗する。
「自然か」「不自然か」で判断することが大切である。と
まさしくこれだと心に響いた。
いつも自分は自然体でいたいと考えていたが、具体的に自然体とは?
イメージはできるが説明はできなかったのではないか・・
来年からはこの「自然か」「不自然か」を考えながら行動してみようと思う。
最後になりますが来年も皆様にとってすばらしく健康な年でありますように・・
来年もよろしくお願い申し上げます。