最近、気になる子供たちの来院増、腰痛・肩こり・頭痛・膝痛・外反母趾・偏平足・不眠等、それは大人たちが罹る症状と同様である。当院では、子供たちの姿勢について「日本人をカッコよくするプロジェクト」を推進し、定期的に姿勢シンポジウム等を通じて多くの方へ発信してきましたが、一番大事な子供たちへのアプローチが難しかったのです。
そんな中、今回、姿勢に興味を持たれた区立小学校(世田谷区立中町小学校)からの依頼で先生方と父兄の方々にお話する機会を頂きました。
「姿勢と健康について」~姿勢が子供たちに及ぼす影響~と題して、姿勢の悪化がどれだけ多くの方に蔓延し、どんな病気や症状を生んでいるかのデータや具体的な影響について、そして実際によい姿勢と悪い姿勢の違いを体感してもらい、今後どのようにしていけばいいのかを講義してきました。
今回の内容:
1.実際の姿勢悪化による病気・症状データ
2.具体的な影響
3.よい姿勢と悪い姿勢の違いを体感(身体の軸を体感してもらう。)
4.姿勢チェックによる自覚
5.姿勢改善のポイント
6.子供たちの姿勢への提案
校長先生との話の中で昔からの精神論的姿勢ではなく、今回の講義は科学的データを基に「子供たちの姿勢について具体的に傾向と対策」についてわかりやすかったと感想を頂き自信が沸いてきました。今後も「子供たちの悪い姿勢の影響」を多くの人に伝える使命感を持って一歩一歩進んで行こうと思っています。
また、提案させて頂いた「朝礼での休めの姿勢」、改善の方向で早速実施してくれるようです。この朝礼での姿勢を注意するというのは、一日の始まりであり、子供たちへの姿勢改善へのきっかけになってくれるような気がします。
学校関係者の方で姿勢講義希望の方は資料郵送いたしますのでご連絡ください。info@kizuchiro.com