またまた「マウス症候群」の臨床報告です。最近気になるのが、右肩関節の問題です。以前にも肩を回したくなったり、音がしたりの報告はしましたが、追跡調査をしていると腕が上がりにくい、腕が耳につくまで上がらない、痛みで上がらない等の症状が、肩こり、首のこり、頭痛等とともに併発しています。これはいわゆる「四十肩・五十肩」の症状に似ています、臨床的には、上腕肩関節と肩鎖関節の変位ですが、右肩をいつも下げて単純な作業を繰り返している為に起こる現象だと思われます。ただ、幸いに若い世代は関節腔が元気なので治療ですぐに楽にできます。でもこの問題を放置しておくといろいろな症状が出てくるので予防をお勧めします。「会社でできる予防法」をご覧下さいね。