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カイロプラクティックの可能性

先週、当院が病診連携している聖路加国際病院の医療連携パーティーに招待して頂きました。多くの連携病院と聖路加病院の先生達との親睦を含めた情報交換の場として今年で節目の10回目の開催とのことでした。
日頃からカイロプラクティックの有効性について、医師の皆様に話す機会があればと考えておりましたので、この機会に是非と思い、出席させて頂いたのですが、幸運にも聖路加病院の院長様にお話することができました。

「不定愁訴で悩んでいる患者さんに対して、カイロプラクティックは様々な症状に有効であること。整形外科の先生にカイロプラクティック治療について詳しく話す時間を割いて頂けないかと・・」
聖路加院長先生からは、「是非検討してみます」とのいいお返事を頂きました。早期実現に向けて、カイロプラクティック有効性・可能性そして臨床データについての資料作成の準備に取りかかりたいと考えています。

残暑お見舞い申し上げます

お盆休み最後の日曜日は気温も下がり、真夏日(30度以上)の連続記録も40日でストップしたとのことです。本日も暑く、残暑はまだまだ続くようですので暑い夏を満喫したいものです?
ところで、私のお盆休みは、20年ぶりに解剖実習に参加させて頂きました。臨床を通して疑問に感じている点をこの目で確かめたくなったのです。学生達に混じって学生時代とは違った感覚で実習できるのではと期待し、ある程度テーマを絞り、4日間40時間以上に及び学ぶ事ができました。
実習自体は大変な集中力が必要とされたのですが、若い学生達に囲まれ、非常に新鮮で有意義な、時間を過ごす事ができました。
今回の人体解剖より、人間についての知識はやっと入り口に立ったぐらいの感覚でより勉強・研究の必要性を感じ、身を捧げて頂いた献体者様へ報いるためにも臨床に生かすべきだと実感いたしました。
合掌

献体:本人の意思により、死後その遺体を研究用に無償で提供すること。(広辞苑より)

熱中症のメカニズムと対処法

一昨日、大手町でなんと気温39.5度と聞いてビックリしましたが、異常に暑い日が続いている為、熱中症で病院に運ばれるケースが増えています。
今回は、この熱中症のメカニズムと対処法について簡単に触れておきます。
体温よりも気温が低ければ、皮膚から空気中へ熱が移りやすく、体温の上昇を抑えることができる。また、湿度が低ければ汗をかくことで熱が奪われ、体温を上手にコントロールすることができるのですが、気温が体温より高くなると、空気中への熱の放出が難しくなるため、体温調節は発汗だけに頼ることになります。ここのところの真夏日では、気温が高いばかりでなく、湿度も75%以上になり、汗をかいても流れ落ちるばかりでほとんど蒸発しなくなるため、発汗による体温調節すら事実上できなくなってしまっているのです。
熱中症は、こうして体温を調整する機能がコントロールを失い、体温がグングン上昇してしまう機能障害なのです。実は、炎天下ばかりでなく、室内で静かに過ごしていても起こり得る。実際、高齢者が室内で熱中症になって倒れているのを発見されるというケースも少なくないといいます。
(04/07/22 Yahoo! Health care参照)

対処法としては、「のどが渇いた」と感じたときには、すでにかなりの水分不足になっていると思っていいようです。最近のような暑い日は定期的に少しずつ水分を補給しましょう。特に夏場は汗と一緒に塩分が失われることを考えると、0.1%程度の塩水もしくはスポーツドリンクを飲むのがオススメです。 このまま行くと4,5年後には、気温40度超が当たり前になりそうです。何か対策をと思いますが、見ているだけで暑そうなスーツからアロハ着用にしたら如何でしょうか・・・ちなみに東京39.5度の日、常夏のハワイは28度だったそうです。

入浴で睡眠の質改善

寝苦しい夜が続いています、寝汗で起きたりで、すっきりした朝を迎えられませんね・・そんな睡眠の質を高める研究が行われています。

夕食1時間半後の入浴で睡眠の質改善…学会で発表へ
入浴するとよく眠れると言われるが、夕食後1時間半前後に風呂に入り、体の芯(しん)まで温まる入浴法が、睡眠の質を最も改善することが、足利工業大学睡眠科学センターの小林敏孝教授らの研究でわかった。 全被験者で、〈1〉眠りの深さを示す脳波が睡眠の前半に集中するようになる〈2〉睡眠途中に目覚める覚醒(かくせい)の回数が減少する――なども明らかになった。体温は夕刻から宵にかけて上昇のピークを迎える。入浴で体温を上げると、体温の低下が加速され、入眠がうまくゆくという。
入浴の適温や時間に個人差はあるが、小林教授は「直腸温が0・5度上がると体の芯からぽかぽかする。 入浴後2―3時間で睡魔が来るので、その時すぐに床につくことがこつ」と話している。(7月2日読売新聞掲載)

平日は仕事で夜が遅く入浴後に2-3時間は無理かもしれませんが、休みの日など寝苦しい夜には試してみたいですね

取材雑誌発売日のお知らせ

■三栄書房
「プチラクきれい」
7/15/木 発売予定
KIZUカイロプラクティックが姿勢の改善法について取材を受けました。
■芝パーク出版
「SAITA BODY BOOK」
8月中旬発売予定
KIZUカイロプラクティックがポスチャースクールについて取材を受けました。

肌荒れとカイロプラクティック治療

皮膚のかゆみや鼻水など、アレルギー性疾患のような症状がある人が国民の3人に1人いることが6月3日厚生労働省の「2003年保健福祉動向調査」で分かった。
症状を訴えるのは子供や大都市の住民に多いことも判明、前回調査時(1999年)とほぼ同じ結果であり多くの人が依然、花粉症やアトピー性皮膚炎といった国民病に悩む実態を裏付けている。(日本経済新聞6月4日掲載)

KIZUカイロプラクティックでは、様々な不定愁訴の根本治療についての研究を続けているが、皮膚に関するカイロ治療の効果についても現在、製薬会社と共同で研究調査中である。
例えば、首の問題(痛み及び手指などのシビレ)がある人は、手のひら、指先に皮膚の荒れが生じることが多く、またその頚部の治療をすることにより皮膚の問題も改善するケースがある。
明らかに何らかの自律神経系統の問題、手指への末梢神経・血管の影響が考えられるのである。

子供たちのアレルギー性疾患などもカイロ治療を通し、人間の持つ自然治癒力を活かし、免疫力を高めれば、治癒への様々な可能性を引すことができるはずです。それには、日々臨床データを集め、カイロプラクティックの有効性について研究発表していきたいと考えています。

取材放送日のお知らせ

■フジテレビ「めざましどようび」
6/12/土 7:30~8:30オンエア予定
KIZUカイロプラクティックANNEXに併設する「睡眠サロンNAPIA」の取材を受けました。「ハヤリ!スタリ!シタリ!」のコーナーです。

■日本テレビ「きょうの出来事」での「睡眠サロンNAPIA」の紹介は、臨時ニュースなどの番組構成上の都合により6月中旬オンエア予定です。放送日の決定連絡が来ましたら当サイトに掲載させて頂きます。