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日本でのカイロプラクティック治療の現状

昨夜テレビ東京の番組で、カイロプラクティックについて取り上げられました。内容的にはカイロプラクティックは、一日のセミナーを修了して開業している人も多く無秩序、無資格な野放し状態とありました。確かに現在、日本ではカイロプラクティック治療は野放し状態であると思います。業界全体で規定をもうけ、それを定期的に更新していく制度を作っていかなくてはいけないのですがこれもできていません。数十年前から業界で一つになって厚生省を折衝してきましたが、厚生省側の問題点もあるのですが、一番の問題点は業界にあると思います。私利私欲を捨て、自分たちの手でこの制度を作って、一刻も早く予防医学であるカイロプラクティックのすばらしさを伝えていかなくてはいけないのです。
また番組の最後である国会議員が述べていた、「鍼灸マッサージの免許にカイロプラクティックを入れてしまえば、認めやすい」とあったのですが、確かに簡単ですっきりしているように見えるのですが、カイロプラクティックは、系統づけられた予防を目的とする医学で鍼灸マッサージとは明らかな違いがあります。鍼灸免許に取り込むと一見資格者がカイロプラクティックをするように見えますが、これではカイロプラクティックを治療の道具として扱う事になってしまいます。これでは治療を受ける側の国民にとっては今の状態と同じで、何もかわりません。
混沌としている現状で今、自分たち個々にできることは日々技術を磨き、カイロプラクティックを通し予防の大切さを皆さんに伝える事だと思っています。
KIZUカイロでは今まで不定期であった勉強会を水曜日診療終了後、定期的に継続して行こうと決定しました。

年末に腰椎の手術を受けられた患者さん

今週は、患者さんのことでうれしいことがありました。以前より通院されていた方なのですが、年末に腰椎の手術を受けられました、その経過後の状態を見せに来てくれたのですが、術後の経過もよく腰も普通に立っている事ができるようになっていたのです。(もちろん担当医の先生の技術もすばらしいのです)実はこの患者さん、数年前より状態が悪かったのですが(無理して仕事も忙しくこなしていた)自分のカイロプラクティック治療では、治すことができないと判断し、また本人の希望もあって迷った挙句手術に踏み切りました。
今まで長年治療をしていてはじめて手術を勧めた患者さんでした。裏を返せば、今までに手術適用の患者さんは、いなかったと言うことなのです。(カイロ治療の適用が広範囲なのです)ただ最近の傾向としてこのまま経過・放置すれば、手術のお世話になるかもしれない方が増えているのは事実です。そうならないように予防を含め、姿勢の改善に邁進したいと思ったのでした。

話は違いますが、今週は松井選手ヤンキース入団もありました、結果は自然についてくると信じています。がんばれ Godzilla Matsui!

寒い日は腰を痛めやすいので注意です!

昨日の雪は、ビックリしました。気温も下がって今朝も寒~い朝を迎えています。ところでこういう寒い日は、腰を痛めやすいので、注意です!昨日も急性腰痛の患者さんが多く来院されました。また、寒いので自然と姿勢が崩れ、衣服が重くなるので肩を下方へ下げる力が働きます。結果として肩が凝ったり、頭が痛くなったりします。改善方法は、両手を挙げて背伸びをした後に、呼吸を吐きながら、腕を上方へ10回ぐらい挙げましょう!気持ちいですよ!

「第2回姿勢シンポジウム」報告

2002年11月23日(勤労感謝の日)にKIZUカイロプラクティック「姿勢シンポジウム」無事に終えることが出来ました。
参加頂きました皆様には、お礼申し上げます。今回のシンポジウムは、午前と午後の二部構成にし、午前は姿勢チェック、午後は姿勢講座、共に満員の盛況ぶりでした。
午前中に行った姿勢チェックには、多くの子供たちが来てくれたのですが、ただ、その姿勢の悪さには、ショック!でした。改めて一刻も早く子供たちに良い姿勢を伝えなくてはいけないと決心し、またすべて終えてみて、皆様の「姿勢に対する意識」が益々高まっていると実感いたしました。
内容については反省する点ばかりですが、早くも「次回いつ行おうかー」とスタッフ皆で話すぐらいに、気分は爽快でした。お忙しい中、長い時間ほんとありがとうございました!

姿勢シンポジウムへの意気込み

姿勢は非常に重要です。最近治療を通じて感じているのは、不妊の方が妊娠することができたり、妊婦の逆子・O脚の方・生理痛・顎関節痛が治ったり、腰痛等以外でも、人間の自然な姿(状態)にする事により、病気でない病気が良くなっていきます。今回の姿勢シンポジウムを通じて、姿勢を自覚し、正しい知識を持って「姿勢というもの」を理解して頂きたいのです。