記事一覧

医療連携について

早いもので今日で9月も終わりですね~。
ところで先日9月27日(火)に 昨年に引き続き、第11回聖路加国際病院の医療連携パーティーに出席させて頂きました。今回は参加者多数のため会場を帝国ホテルに移し開催されました。広い会場には200名を越す医師が集まり、多くの医師達のお話を聞き、聖路加国際病院の医療連携を大切する姿勢と必要性について理解できました。

実際、KIZUカイロでも医療連携の大切さは痛感しております、つい先日も腰痛で通院されていた患者さんが排尿異常を訴え、前立腺肥大の疑いがあるので聖路加病院にて精査して頂いたところ前立腺癌が発見されました。
腰痛、肩こり、頭痛等、多くの不定愁訴の方が来院される当院では、今後も症状の鑑別にはより注意を払い、医療連携の必要性を大切にし多くの患者さんのプライマリーケアを目指したいと思います。

また今回は光栄にも聖路加国際病院理事長でおられる日野原先生と「寝る姿勢」についてお話する事ができました。同先生のお話を聞き腹臥位と仰臥位の身体に及ぼす影響について探求したくなりました。

聖路加国際病院、日野原理事長殿との会談の模様

転倒予防とカイロプラクティック治療

GWの始まりは気持ちのいい五月晴れとなり、さくらの木の新緑の葉がさらさらと揺れています。こんな季節は散歩が気持ちいいですね。
ところで健康ニュースで取り上げた転倒予防についてですが、 老人の転倒は多くの場合、骨折や大怪我を招き、最悪、寝たきりになる可能性もあります、そんな重要性からこの転倒予防研究会が発足したのもうなずけます。
前回のコラムに登場した身長が伸びた80歳の女性は、ここ1年間でも転んだり、交通事故にあったりしましたが、骨が折れないし、怪我も最小限度で済みました。背骨に対してある程度の刺激や関節への可動性を加えているので、栄養が供給され、ホルモンのバランスもよく、骨密度も若い人と変わらないのです。また、特に股関節・腰仙関節の可動性をつけることで足の挙上が楽にできるようになり転倒予防に効果があるようです。
カイロプラクティック医学は転倒に関する予防や骨、関節等の強化も、得意とする分野だと思います。より研究して少しでもお役に立ちたいと考えています。
転倒予防を考えた特別講座を開催いたします。

「さらに若返るストレッチ」ー年配者の転倒予防にも効果ありー
2004年5月20日(木)11:00~12:30
場所:KIZUカイロプラクティックANNEXセミナールーム
定員:16名 テキスト代:¥500
ご予約:03-3272-1339(担当:徳田)

皆さんのご参加をスタッフ一同お待ちしております。
それでは身体を動かし、楽しいGWをお過ごしください!

「全国主要病院の総合評価」と聖路加国際病院について

大好きなさくらの季節も終わり、早いもので、もう4月も半ばになりました。
この時期は、花冷えという言葉もあるとおり、天候不順で体調を崩しやすいので、体温調整の出来る服装を心がけましょう。

先日、日本経済新聞に「全国主要病院の総合評価」が掲載されました。評価の対象となった病院はベッド数200以上の主要病院で、評価の基準は

「患者にやさしい」
「安全重視」
「医療の質重視度」
「経営充実度」

などの4項目に分類し、各病院へのアンケートの回答も含めたうえで、昨年から今年にかけて調査した病院が対象となっています。

各調査のランク付けは、100位以内をA、101位~200位をB、201位~300位をCとして集計しているようです。最高ランクの「AAAA」には、亀田総合病院(千葉県)、聖隷浜松病院(静岡県)、NTT東日本関東病院(東京都)、手稲渓仁会病院(北海道)、岸和田市民病院(大阪府)などの13病院が入っていました。その中には電子化したカルテを自宅でも見られるシステムを使って、患者さんとの情報を共有するなど進取の姿勢も目立っています。

なお、その最高ランクの病院の中に当院が病診連携させて頂いている「聖路加国際病院」も含まれていました。当院では積極的に専門医の先生と連携をはかりながら、適宜、適切なアドバイスを頂いておりますが、「聖路加国際病院」の担当の先生においては、今年だけでも(4ヶ月)で20人を超える当院の患者さんが「検査・診察」などでお世話になっております。

「聖路加国際病院」はKIZUカイロプラクティック治療理念「病気の治療のみではなく、病者の不安や悩みなどを取り除き、患者さんにとって、常に最善のカイロプラクティック治療を行うことを最優先に考え実行する。」を追求する上で、とても重要であり、且つ、信頼できる病院です。また、医師の一人一人が患者さんのことを親身に考えてくれる病院です。

KIZUカイロでは今後も、更なるカイロプラクティック治療の可能性を求めて、様々な医療機関と信頼関係を築きながら病診連携をしていく予定です。

新規分院(ANNEX)開設にあたってのお知らせとご挨拶

いつも当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度、2003年12月1日(月)にKIZU CHIROPRACTICでは、新しく分院(KIZU CHIROPRACTIC ANNEX /TEL03-3272-1339)を開設する運びとなりました。今ままで本院を支えてくださった皆様への感謝の気持ちを込め、当院の今後の指針を記すことにより、簡単ではございますが、ご挨拶と代えさせて頂きたく存じます。

日本橋に当院を開設してから、早いもので来年には12年目を迎えることになります。
その間、徐々に当院の治療を受けられる患者様も増え、以前の治療室では予約体制など、ご要望にお応えするのが難しい状況となり、2年前に現在の日本橋中央ビルに移転・拡張いたしました。
 しかし、こちらに移転してから程なくも、ご予約を頂いているにも関わらずお待たせする場合や、予約が全て埋まってしまっている為に止むを得ずお断りせざるえないことが多々あり、心苦しく思っておりました。なお、こうした状況を少しでも早く解消すべく、今年の初めより分院開設を計画して参りましたが、なかなか条件に合う場所が見つからず、開設の時期が遅れ、皆様には多大なるご迷惑をお掛けいたしたこと、この場を借りてお詫び申し上げます。
 そんな折、当クリニックに比較的近く、且つ、癒される空間をご提供できるのではないかと思われる場所が見つかり、この度の分院(KIZU CHIROPRACTIC ANNEX)開設への運びとなりました。
尚、分院には、現副院長の近藤信男が院長として着任いたします。彼は、KIZU CHIROPRACTICの基本理念を充分に理解し実践する信頼のおける人物です。
また、分院でも、本院の「KIZU CHIROPRACTIC」のシステム・治療方法など、全てにおいて同様のものを採用しております。更に、分院の内装デザインも、基本理念である「心と体が癒されるクリニック」を採用し、落ち着いたトーンで統一感を持たせており、待合室も外の景色が楽しめる広がりのある空間となっております。なお、治療室は全てに「個室」を設け、患者様一人一人が、ゆったりと寛げる空間を目指しております。

 また、今回の分院開設を機に、現在のロゴマークを一新いたします。
新しいロゴマークは、しなやかな「手」と自然の「葉」のイメージを併せ持ち、その「手と手」の重なりは、手の持つ優しさ、自然治癒力、私達が目指す「心と体が癒されるクリニック」が象徴するものとしております。

 さらに分院開設に伴い、クリニックの基本理念の延長として当院は2つのプロジェクトを始動いたします。
 一つは、新しい試みである「GOOD SLEEP SALON NAPIA」TEL/03-3272-0135
こちらは、現代の社会が抱える睡眠障害などの問題に立ち向かうべく、姿勢にいい良質な睡眠への新たな選択の一つとして、ご提案させて頂きたく思っております。 もう一つは、「KIZUポスチャースクール」です
当プロジェクトは、5年前より不定期に講習会を設けておりましたが、会を追うごとに参加される方も増え、「姿勢学」を本格的に学びたいというご要望も多く聞かれていたのですが、開講当初より、受講人数と開校日程に制限があったため、最近では、受講を希望されても既に予約が埋まっており心苦しくもお断りする状況でありました。そんな状況を解消し、さらに「姿勢」の正しい知識を広く多くの方に伝える為、ベーシックコースまたポスチャリストを養成するアドバンスコースを本格的に始動する事となりました。 是非、今まで参加されていた方、新たに関心をお持ち頂いた方も、「親子3代プロジェクト」を目指し、「KIZUポスチャースクール」に、ご参加いただければと思っております。

最後にKIZU CHIROPRACTICの基本理念を、今後も指標として治療を続けるにあたり、下記に併記させていただきます。

「KIZU CHIROPRACTIC 基本理念」
私達は病気の治療のみではなく、病気の不安や悩みなどを取り除き常に患者様のための最善のカイロプラクティック治療を考えます。
・ 患者さまの立場にたったカイロプラクティック治療の実践
・ 最高かつ最善の自然医学カイロプラクティック治療の提供
・ 「医療の限界を知る」ということ。その上で最善のカイロプラクティック治療を行う
・ 医療人そして一人間としての良きカイロプラクティック施術者の育成
・ 他医療機関と積極的に連携し、総合的医療サービスを展開し、より一層の社会貢献を行う
・ 心と身体がリラックスできる癒される空間・サービスを提供
以上です。

長い文章になってしまいましたが、今後も、多々、至らぬ点がありご迷惑をお掛けすることもあると思いますがスタッフ一丸となって常に現状を改善・改良し、基本理念を実践すべく日々、努力邁進させていただく所存です。皆様には、忌憚無くご意見を頂戴し、ご指導いただければとおもっております。
今後とも、当院をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

KIZU CHIROPRACTIC 
院長 木津 直昭

ページ移動